「上下の感覚がなくなるのはいつ?」あなたは正しく理解していますか?

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問題と正解

問題:どちらが上か下かわからなくなるのは、たいていの場合__で起こります。

正解:中層


解説とまとめ

水中では、私たちの感覚はあてにならないことがあります。
特に“中層”では、視覚や平衡感覚が混乱しやすく、上下の区別がつかなくなることがあります。


なぜ「中層」で方向感覚がなくなるの?

理由説明
視界に地面や水面が映らない目印がないため、上下を判断しにくくなる
水中では重力の感覚が曖昧空中を浮いているような感覚になるため、体の向きに自信が持てない
光や泡の方向が頼りになるでも、濁っていたりナイトダイビングだと見えにくくなる

中層で方向感覚を失ったときの対処法

対処法ポイント
自分の吐いた泡の方向を見る泡は必ず上にのぼるので、最も確実な目印です
バディやガイドの動きを確認他のダイバーの姿勢や動きがヒントになります
焦らず、すぐに呼吸を整えるパニックになると、余計に判断を誤る原因に

NG行動

NG行動なぜダメか?
勘に頼って適当に動く逆方向に移動してしまう危険があります
焦って急浮上耳や肺へのダメージ、減圧症リスクが高まります

ワンポイントアドバイス

  • 中層を泳ぐ時は、常にコンピューターや泡の位置を意識しましょう。
  • コンパスやダイブライトを活用することで方向感覚を補うことができます。
  • 事前に中性浮力をしっかり練習しておくと、安心して中層を泳げます。

まとめ

今回の問題「どちらが上か下かわからなくなるのは、たいていの場合__で起こります。」の正解は:

中層


「中層=方向感覚の迷子ゾーン」
泡を信じて、冷静に対応しましょう!

出典:PADI OPEN WATER DIVER MANUAL

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