「流れがあるとき、どちらに進む?」ダイバーの基本、理解できていますか?

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問題と正解

問題:ダイビングを開始した時、緩やかな流れを感じました。どのようにダイビングを始めるべきですか?

正解:流れに向かって(逆らって)ダイビングする


解説とまとめ

水中の流れは、見た目ではわかりづらいですが、ダイビングに大きな影響を与えます。
特に最初の進行方向を間違えると、後半に疲れて戻れなくなるリスクが高くなります。


なぜ「流れに逆らって」スタートするの?

理由説明
最初は体力が十分にある流れに逆らって泳いでも進める
帰りは流れに乗れる疲れていても楽に戻ってこられる
安全にエントリーポイントに戻れる想定外の流れでもコントロールしやすい

流れを感じたときの対処法

対処法ポイント
ダイブ前に流れの方向を確認する水面の泡や海藻の動きでチェック
流れの方向へ最初に泳がない帰りが地獄になります
無理に泳がず、流れに乗るダイブを選択することも視野にドリフトダイブなど

NG行動

NG行動なぜダメか?
流れに乗って最初に遠くまで行く帰りは強い逆流で戻れなくなる可能性あり
バディと離れて流されるトラブル時に助けが呼べなくなる

ワンポイントアドバイス

  • 流れがあるときほど、計画的なダイビングが重要です。
  • エントリー前にバディと方向・合図を確認しておきましょう。
  • ダイビング中に流れが強くなったら、無理せず停止・浮上・相談

まとめ

今回の問題「ダイビングを開始した時、緩やかな流れを感じました。どのようにダイビングを始めるべきですか?」の正解は:

流れに向かって(逆らって)ダイビングする


「帰り道を楽にするには、最初にがんばる!」
これが流れのあるダイブの鉄則です。

出典:PADI OPEN WATER DIVER MANUAL

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