エアが足りない!その時、正しい浮上方法の選択を!

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問題と正解

問題:エアが少なくなったり、エア切れになった場合の浮上の優先順位で正しいものはどれですか?

正解:1:通常の浮上 2:予備の空気源で浮上 3:緊急スイミングアセントで浮上 4:緊急浮力浮上


解説とまとめ

水中でエアが少なくなったり、完全にエア切れになることは まれ ですが、万が一の時のために 正しい判断の順番 を知っておくことは命を守るうえで非常に重要です。


浮上方法の優先順位(理由付き)

優先順位方法説明
通常の浮上エアが残っているなら、焦らず通常通りゆっくり浮上。最も安全。
予備の空気源で浮上自分の空気がなくても、バディのオクトパスを使えば落ち着いて浮上可能。
緊急スイミングアセント(CESA)エアが完全にないが浅い水深なら、自分の力で**「あー」と声を出しながら**浮上。
緊急浮力浮上最終手段。BCDに空気を入れて浮力をつけて浮上。制御が難しく非常に危険。

緊急時の判断ポイント

  • まずはバディの位置を確認!
     近くにいれば②が使える可能性が高い。
  • 水深が浅く、周囲に誰もいなければ③
     息を止めず、あーと声を出して肺の過膨張を防ぐ。
  • 本当に最後の手段が④。できるだけ避ける!

選択肢とそのリスク

方法メリットリスク・注意点
通常の浮上安全停止も可能。理想的。エアが残っている必要あり
予備空気源で浮上バディと協力して安全に浮上可能日頃からのバディ連携が重要
緊急スイミングアセント自力で対応できる呼吸を止めると肺の損傷リスク大
緊急浮力浮上急浮上できるコントロール困難。減圧症のリスクあり

まとめ

今回の問題「エアが少なくなったり、エア切れになった場合の浮上の優先順位で正しいものはどれですか?」の正解は:

1:通常の浮上 2:予備の空気源で浮上 3:緊急スイミングアセントで浮上 4:緊急浮力浮上


正しい順序を覚えて、もしものときにも冷静に対応できるダイバーを目指しましょう!
水中で焦らない最大の武器は、「知識」と「バディとの信頼」です!

出典:PADI OPEN WATER DIVER MANUAL

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