目次
問題と正解
問題:高度300m以上の高所でのダイビングをする時には?
正解:特別な手順に従い、ダイブコンピューターは高所用に設定する
解説とまとめ
ダイビングといえば「海」ですが、湖やダム、山間部での高所ダイビングも人気があります。
ただし、高度300mを超える場所でのダイビングには、特別な注意が必要です!
高所ではなにが違うの?
高所に行くと気圧が低くなります。
つまり、水面の圧力が低いため、水中の圧力変化が違ってくるのです。
その結果:
- 減圧症のリスクが平地よりも高くなる
- 通常のダイブテーブルやコンピューターでは正しく減圧計算ができない
どうすればいいの?
✅ 特別な手順に従うこと
👉 高所用のダイビングルールや減圧モデルに沿った手順が必要です。
✅ ダイブコンピューターを高所用に設定すること
👉 多くのダイブコンピューターは高度に応じて自動または手動で設定変更が可能です。
設定を忘れると、減圧時間が足りず、事故の原因になってしまいます。
高所ダイビングのポイント
項目 | 内容 |
---|---|
対象となる高度 | 300m以上の地点でのダイビング |
ダイブコンピューター | 高所設定を確認(手動 or 自動) |
減圧の考え方 | 低気圧下ではより慎重な減圧が必要 |
その他 | 可能であれば高所ダイビングのトレーニングを受けるのがベスト |
📝 最後にワンポイント!
「標高の高い場所で潜る=普通とは違うルールが必要」
高所でのダイビングは、景色も楽しめて魅力的ですが、油断は禁物です!
正しい設定と知識で、安全な高所ダイビングを。
出典:PADI OPEN WATER DIVER MANUAL