問題と正解
問題： ログブックは、ダイビングのトレーニングで必要とするものですが、それ以外にも
正解： 自分のダイビング経験を記録し、その経験を証明する。
解説とまとめ
「ログブックって、講習のときだけ必要なんでしょ？」と思っていませんか？
実はログブックには、それ以上にダイバーとしての重要な役割があるんです。
ログブックとは？
ログブックとは、ダイビング1本ごとに以下のような情報を記録するダイビングの記録帳です：
- 日付
- 場所（ダイブサイト）
- 最大深度・平均深度
- 潜水時間
- 使用した装備
- バディの名前
- 水温や海況
- 気づいたこと、反省点などのメモ
これらを記録することで、自分のダイビング経験の積み重ねが可視化されていきます。
経験の証明としてのログブック
講習やトレーニングで使用するだけでなく、ログブックは**「自分がどのくらい経験を積んでいるか」**を証明するものでもあります。
例えばこんな場面で役立ちます：
- 上級者向けダイビング（ディープ、ドリフトなど）に参加する際
- 海外のダイブショップで潜る際に本数を聞かれたとき
- スペシャルティやアドバンスド講習の申込み時
「◯本潜ったことがある」と言うだけではなく、きちんと記録があることで信頼性が格段に高まります。
自己成長の記録としても使える
ログブックは単なる記録帳ではなく、自分自身の成長日記にもなります。
- 初めて潜った海の感動
- うまくいかなかった中性浮力の記録
- 初めて出会った生き物の名前
- 使用したウェイト量や装備のメモ
こうした情報を後で見返すことで、次回のダイビングに活かせるヒントにもつながります。
デジタル化も進んでいる
最近はアプリやデジタルログブックも普及しており、スマホで手軽に記録する人も増えています。
ただし、紙のログブックにはインストラクターの署名やスタンプがもらえるという利点もあるため、両方をうまく活用するのもおすすめです。
まとめ
今回の問題「ログブックは、ダイビングのトレーニングで必要とするものですが、それ以外にも」の正解は、
自分のダイビング経験を記録し、その経験を証明する。
ログブックは「過去の記録」だけでなく、「未来の安全」と「成長」にもつながる、大切なダイビングアイテムです。
これからも1本1本のダイビングを、丁寧に記録していきましょう！
他の教材やトレーニングと一緒に使うことで、より安全で楽しいダイビングライフをサポートしてくれますよ。
出典：PADI OPEN WATER DIVER MANUAL