目次
問題と正解
問題: タンク(シリンダー)はどれくらいの頻度で視認検査を行うべきですか?
正解: 1年に1回
解説とまとめ
この問題は、ダイビングに使用する**「タンクの安全管理」**に関する基本知識を問うものです。
自分やバディの命を預ける器材だからこそ、定期的なメンテナンスがとても重要です!
「視認検査」とは?
視認検査(Visual Inspection)は、タンクの外側や内側に損傷・腐食などがないかを目視でチェックする検査のことです。
- 内容:傷、錆、腐食、変形などの有無を確認
- 方法:バルブを外し、内面も専用のライトで確認
- 実施者:専門の資格を持った検査員
なぜ必要?
ダイビング用のタンク(シリンダー)は、高圧の空気を蓄えるため非常に高い安全性が求められます。
たとえ外からは問題がなさそうに見えても、内部に錆や腐食があると破裂の危険性もあります。
✅ 特に海水が関わる器材は、内部の錆や腐食に注意!
いつやるの?
📅 視認検査は「1年に1回」が原則
日本国内はもちろん、世界的にも標準的なルールとして定着しています。
ショップやレンタル業者も、このルールを厳守しています。
覚えておこう!
🟦 タンクの視認検査=年に1回!
🟦 命を守る器材だから、メンテナンスは絶対に怠らない!
視認検査と水圧検査の違い
検査の種類 | 頻度 | 内容 |
---|---|---|
視認検査 | 1年に1回 | 錆やキズなどを目視で確認 |
水圧検査(耐圧検査) | 約5年に1回 | 実際に圧力をかけてチェック |
両方とも、タンクの使用を安全に続けるために不可欠な検査です。
まとめ
今回の問題「タンク(シリンダー)はどれくらいの頻度で視認検査を行うべきか?」の答えは、
1年に1回
これは法律や業界のルールに基づいた基本中の基本です。
信頼できる器材で、安全なダイビングを楽しみましょう!
「見えないから大丈夫」じゃなく、「見えないからこそチェックが必要」!
器材管理もスキルのひとつ。安心・安全のために、定期点検はしっかり行おう!
出典:PADI OPEN WATER DIVER MANUAL