「OK?」「OK!」のハンドシグナル、ちゃんと使えていますか?

問題と正解

問題:次のハンドシグナルの意味は何ですか?

正解:OK?/OK


解説とまとめ

この問題は、**水中でのもっとも基本的な意思疎通手段「OKサイン」**についての理解を問うものです。


「OK」はダイバーの共通語!

水中では声を出すことができないため、ハンドシグナルが唯一のコミュニケーション手段になります。
その中でも最もよく使うのが、「OK?」と「OK!」の確認サインです。


ハンドサインの具体的な形

種類形・意味
OK?親指と人差し指で丸を作り、他の指は立てる(バディに向ける)
OK!同じサインを返して「大丈夫です」と答える

※画像出典:PADI公式サイト(参考イメージ)


使用するタイミング

タイミング意図
潜降直後バディの状態確認
中性浮力調整後問題ないか確認
何か合図を送った後返事として「わかった」「問題ない」
水面でもOKハンドサインまたは音声で「OK!」と伝える

NGサインとの混同に注意!

**サムズアップ(親指を立てる)**は「浮上する」の意味。
「OK」と間違えやすいので、親指と人差し指で丸を作るサインを正しく使いましょう。


よくある誤解

誤解実際には?
水中で首を縦にふる水中では意味が通じない場合が多い
サムズアップでOKの意味実際は「浮上する」の意味で使われる

アドバイス

  • ダイビング中、OKサインは何度も確認し合うことが大切です
  • OKサインを無視せず、必ず返す習慣をつけましょう
  • バディ同士の信頼が深まる合図でもあります◎

まとめ

今回の問題「次のハンドシグナルの意味は何ですか?」の正解は:

OK?/OK


水中の「OK」は、安心のパスポート!
正しく出して、正しく返す――それが、安全ダイビングの第一歩です。

出典:PADI OPEN WATER DIVER MANUAL