ノンストップ時間を超えてしまったら、どうする?

目次

問題と正解

問題:ダイブコンピューターが指示するノンストップ時間(減圧不要時間)を間違って超えてしまった場合はどうすれば良いですか?

正解:ダイブコンピューターの指示に従って減圧する


解説とまとめ

ダイブコンピューターには、「ノンストップリミット(減圧不要限界)」という重要な制限時間があります。
この時間を超えてしまった場合、減圧症のリスクが一気に高くなるため、落ち着いて適切な対応が必要です。


ノンストップ時間って何?

🕒 ノンストップ時間とは
→ ダイバーが減圧停止をせずに安全に浮上できる時間のこと。

超えてしまったらどうなる?
→ 体内の窒素が限界以上に溜まり、減圧症を引き起こす可能性があるため、
→ 必ず減圧停止を行わなければならない状態になります。


超えてしまった時の対応ステップ

  1. 📟 ダイブコンピューターの画面を確認する
     → 「減圧停止(Decompression Stop)」の深度と時間が表示されます。
  2. 表示された減圧停止深度まで浮上し、指示時間通りに停止する
     → 例:6mで5分間など
  3. 🚫 減圧停止が完了するまで、その深度を保ち続けることが重要
     → 途中で浮上してしまうと危険!
  4. 💨 その後、ゆっくりと浮上し、安全停止も忘れずに実施

重要なポイント

注意点内容
❗慌てて浮上しない減圧停止を無視すると減圧症のリスクが大きくなります
📟 ダイブコンピューターはあなたの「減圧ガイド」必ず指示に従いましょう
⛑ 酸素が使用可能であれば、浮上後に吸うことも有効です(要指導資格)

よくある誤解

誤解実際には…
「ちょっとオーバーしても大丈夫でしょ」× 減圧停止が必要になる危険な状態です
「深くなりすぎたからすぐに上がろう」× 逆にそれが最も危険な行動です

ダイブコンピューターが頼り!

📟 減圧停止の深度と残り時間をリアルタイムで表示してくれます。
📈 自分で無理に判断せず、画面に従えばOK

逆に言えば、「指示を無視する=安全を放棄する」ということ。


まとめ

今回の問題:
「ダイブコンピューターが指示するノンストップ時間(減圧不要時間)を間違って超えてしまった場合はどうすれば良いですか?」

正解は:

ダイブコンピューターの指示に従って減圧する


ノンストップ時間は、“超えたら終わり”ではなく、“正しく対処すれば安全”です。
ダイブコンピューターの指示は、あなたを水面まで導く命綱です!

出典:PADI OPEN WATER DIVER MANUAL

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