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問題と正解
問題:1日2回のダイビングをし、飛行機に乗って帰るつもりです。その場合には、ダイブコンピューターが指示する時間か、___時間のどちらか長い方に従って、飛行機に搭乗するのを待たなければなりません。
正解:18時間
解説とまとめ
ダイビングのあと、すぐに飛行機に乗ってはいけません。
これは、**減圧症(DCS)**のリスクを避けるためです。
なぜ18時間待つ必要があるの?
✈️ 飛行機の中は、地上よりも気圧が低くなります。
これはダイビング後の体にとって“もう一度浮上する”ようなもの。
🫧 体内に残った窒素が急激に膨張して、減圧症を引き起こす危険性があります。
じゃあ、どれくらい待てばいい?
PADIの推奨では:
ダイビングの内容 | 飛行機搭乗までの推奨待機時間 |
---|---|
1回のダイビング | 12時間以上 |
反復ダイビング(1日2回など) | 18時間以上 |
ダイブコンピューターとの関係は?
🖥️ ダイブコンピューターは、飛行機に乗っていいまでの待機時間(フライト待機時間)を表示してくれる機種がほとんどです。
そのため:
✅ ダイブコンピューターの指示に従う
または
✅ 最低18時間を目安に待つ
👉 どちらか長い方を選んで従うのがルールです。
まとめ
今回の問題:
「1日2回ダイビングした場合、飛行機に乗るにはどのくらい待つべきか?」
正解は:
ダイブコンピューターが指示する時間か、18時間のどちらか長い方
📝 最後にワンポイント!
- ダイビング最終日には、午前中に潜って午後は休憩&観光が理想的
- フライト直前には水分補給と体調チェックを忘れずに
「もう1本潜りたい」より、「また次も潜れる」ことを大切に。
空を飛ぶ前に、しっかり体を整えましょう。
出典:PADI OPEN WATER DIVER MANUAL